檜洞丸(1601m)

神奈川 2000.12.3


箒沢公園橋(8:20)→板小屋沢ノ頭→檜洞丸(10:58〜11:08)→犬越路→西丹沢→箒杉(14:35)
 ブナの原生林があり、静かな印象のある檜洞丸は、以前から気になっていた。西丹沢からいろいろなコースがとれるので、登ってみることにした。車で行くか電車で行くか迷ったが、帰りの渋滞のことを考え、電車にした。
 バスの中でコースをあらためて検討し、箒沢公園橋で降りる。最初から河原上のわかりにくい道であるが、板小屋沢ノ頭に至る急な尾根になると、道がはっきりする。まもなく一頭の鹿が姿を現わした。それにしても急な登りであるが、板小屋沢ノ頭を過ぎると、ゆるやかになった。このあたりから北斜面を中心に、新雪が現われる。石棚山稜の尾根に出ると、ブナの巨木が目につく。落ち葉のじゅうたんを歩くのが、とても気持ちいい。歩いていると、至るところで鹿の群れに出会った。
 
石棚山稜のブナ林
たいして苦労せず山頂に到着するが、あいにくの霧&強風。気温3℃。下界では晴れていたのに。寒いので早々に下山する。しばらく下ると霧が晴れるが、正面の大室山は雲の中である。
 犬越路は明るい峠で、小屋もしっかりしている。コーヒーでも飲もうと、コンロに火を着けようとするが、着かない。ライターを忘れたのが痛かった。あきらめて峠から下りる。西丹沢まで下りるが、小銭がバス代に20円足りないのと、バスの時刻まで30分ほど余裕があったので箒杉まで歩く。
 小田急に乗ってしまえば、成瀬まで約1時間。近くていい山、また来たいなと思った。
 
<交通>
成瀬(JR)町田(小田急)新松田(バス)箒沢公園橋、
箒杉(バス)新松田(小田急)町田(JR)成瀬
 
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