富士山(3776m)

都道府県
静岡・山梨
日程
2001.7.8
天気
霧のち晴
交通
コース
須走登山口(1:05)→本7合目(3:30〜40)→8合目(3:55〜4:05)→本8合目(4:20)→8合5勺(4:32〜42)→久須志神社(5:38〜48)→小内院(6:02〜12)→剣ヶ峯(6:33〜50)→下山道標識(7:23〜30)→本8合目(7:48)→8合目(7:53)→砂払五合(8:40)→須走登山口(9:05)

96年の谷川岳以来の夜行登山である。夜10時半に須走登山口に到着。
富士山は夜中に登る人が多いので、駐車場はかなり車が多い。急に2000mまで登ったためか、耳鳴りがする。
11時〜12時半まで仮眠し、1時に出発する。
あたりは霧で、むしむしする。最初の樹林帯を抜けると霧がはれ、上の山小屋の明かりが見える。月が出ているので、ライトをつけなくても道はわかる。
道標はたくさんあるが、現在地を示す標識がなくて苦労した。

順調に登り、7合目と思った所が実は本7合目であった。この付近で休憩するが、とても寒い。
8合目あたりで空がだいぶ明るくなるが、歩き続ける。8合5勺の小屋付近で御来光を見たが、急に足取りが重くなる。特に9合目から上は大変だった。
本8合目で吉田口からの登山道と合流してから、外国人が増える。頂上では登山者の半数以上は外国人であった。
 
久須志神社にたどり着くと、ほっとした。高山病の症状はない。しかしお鉢めぐりを反時計回りに歩いていると、めまいがするので小内院付近で横になる。
「大丈夫ですか?」と言うおばさんの声で目が覚めた。倒れていると思ったらしい。10分足らずの睡眠だったが、だいぶ楽になった。
再び歩いて、ついに剣ヶ峯に着く。天気は晴れ。まわりはかすんでいたが、南アルプスだけが雲の上から見えた。疲れたので足早に久須志神社へ向かう。
 

剣ヶ峰(中央のレーダードームは9月に取り壊された)
神社の手前から砂走りを下る。
すごい!ぐんぐん下る。砂払五合(2300m)まで1時間ちょっとである。そこから樹林帯の道を下って、登山口に着く。売店でソフトクリームを買い、帰路についた。
仕事から帰り、ほとんど寝ずに出発したせいもあるが、日本一の山を「疲れ」で実感できた。
 
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