浅間山(2568m)

都道府県
長野・群馬
日程
2001.9.29
天気(山頂)
交通
コース
車坂峠(5:38)→トーミの頭(6:40〜46)→湯ノ平口(7:13)→避難壕(8:05〜10)→前掛山(8:21〜28)→避難壕(8:40〜52)→賽の河原(9:20)→仙人岳(10:10)→黒斑山(10:41〜53)→車坂峠(11:40)

前夜に友達と電話で行き先を決め、すぐに出発。
夕方に飲み会があるので、それまでに帰るためである。
浅間山は今年7月に登山規制が緩和され、前掛山まで登れるようになった。最高地点までの標高差は44m。事実上、山頂まで行けるといっても過言ではない標高である。

車で出発し、夜10時過ぎに都内で友達を拾う。すぐに首都高速に乗り、小諸へと向かう。
週末夜の高速は意外にすいている。上里で休憩する。吉野家が開いていて、思わず牛丼を食べてしまう。 小諸インター近くのコンビニに寄る。吐く息が白い。気温は6℃。
車坂峠への道で、途中走り屋に遭遇したが、追い付かれたらすぐによけて難なく通過。
まあ、向こうも申し訳なさそうに走っているようだった。趣味を楽しむ気持ちは分からないでもない。

車坂峠の駐車場には1時半過ぎに到着。すぐに仮眠する。寝袋のせいか、あまり寒くはなかった。
5時過ぎに起きる。駐車場から富士山が見えていて、写真を撮ってる人が何人かいた。天気はいい。
登山届を出し、歩き始める。冷たい空気が気持ちいい。すぐに展望が開け、北アルプスなどが見えはじめる。カラマツは少し黄色くなっている。
トーミの頭の手前で、おじさんグル−プとすれちがう。なぜこんな時間に…

トーミの頭からの浅間山はとても大きい。そこからはすごい下り。一気に300m以上もの下りである。
下りきった湯ノ平口からは、紅葉しかけた樹林帯をゆるやかに登る。すぐに樹林帯を抜け、砂礫帯をトラバース気味にまっすぐ登る。
前掛山分岐の避難壕に荷物を置き、前掛山を目指す。携帯電話(Tu-ka)の電源を入れると、いきなりメールが入ってきた。びっくり!

前掛山(2524m)には標識が一本立っているだけだった。しかし、展望はすごく、奥秩父に富士山、八ヶ岳、中央アルプス、木曽御岳、北アルプス(先週登った常念ももちろん)、頚城、志賀など、2週続いての最高のものであった。
とても寒いので、写真を撮ってすぐに下山する。避難壕でおにぎりを食べ、出発する。ようやくすれ違う人が増えてきた。

時間に余裕があったので、外輪山をまわる。Jバンドまでは急登だが、尾根に出ると、北〜東側の展望がいい。燧ヶ岳や日光もはっきり見えた。
軽いアップダウンはあったが、岩場や樹林帯など変化のある道で、楽しく歩けた。以前は浅間山の山頂とされていた黒斑山を通過、中コース経由で車坂峠へ戻った。
峠の手前まで槍穂高が見え、すばらしいと思った。

大した混雑もなく、峠から約3時間で横浜に着いた。
 

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