巻機山(1967m)

都道府県
新潟・群馬
日程
2001.10.6〜7
天気(山頂)
6日:霧、7日:霧のち晴
交通
コース
6日:桜坂(9:00)→ヌクビ沢出合(10:05)→天狗尾根取付点(11:20〜30)→天狗尾根(12:08〜24)→割引岳(13:11〜26)→御機屋(13:41〜48)→巻機本峰(13:58〜14:02)→牛ヶ岳(14:14〜31)→御機屋(14:50〜15:02)→避難小屋(15:18) 

7日:避難小屋(10:57)→ニセ巻機山(11:05〜14)→6合目(12:12)→5合目(12:32〜40)→桜坂(13:14) 


6日:桜坂→割引岳→避難小屋
紅葉が美しいと思われる越後を目指し、出発する。
二週連続の関越道、そして上里SA。またも牛丼を食べる。
関越トンネル手前までは晴れていたが、向こう側は曇り。時々霧がまじっていて、
路面も濡れている。雨の確率0%なのに…

駐車場には8時半過ぎに到着。まだスペースに余裕がある。
平野の方は日が差しているが、上の方は雲に隠れている。紅葉が始まっているのが見える。
最初は緩い登りだが、蒸し暑いのと荷物の重さでなかなかきつい。
それでも順調にヌクビ沢出合まで歩けた。

割引沢に入る。沢登りとまではいかないが、岩がゴロゴロした所を真直ぐ登っていく。
このあたりから、木々が色付き始めるが、霧が出てきた。
尾根の取付で道を外したのか、急な岩場をよじ登ったりする。垂直に近い崖をトラバース
しようとしたとき、一番最後にいた私の足下が崩れ、あわや転落しそうになる。手で掴んでいた草と岩で、なんとか助かった(・・;

登山道に戻るが、ものすごい急登。地図上400mほどを1時間かけて登る。ほとんど垂直に近かった。ようやく尾根に出て、昼食。紅葉が美しい。
霧の切れ間から天狗の池の湿原と、真っ赤になった木々が見える。素晴らしい。
 

天狗の池の湿原
ようやくたどり着いた割引岳はガスで何も見えなかった。無線の人が3人いた。

明日の天気もわからないので、牛ヶ岳まで往復する。途中の巻機本峰には、今日の日付が入った看板(手製の)があった。相変わらずの霧だが、時々小屋のほうが見えたりする。

避難小屋は2層になっていて、上の階は15人の団体さんが泊まるらしい。
下も同じくらいの人数がいるようだが、土間があるので狭そう。
テント場は2ヶ所に分かれていて、我々が張った所は他に誰もいなかった。この日は全部で8張。
天気はよくないが、宴会を始める。山自体、泊まりで行くには楽なので、酒をいっぱい持ってきた。やはり寒い。7時にはテントの外側が凍っていた。気温はちょうど0℃。9時半くらいに寝る。
 
7日:避難小屋→桜坂
朝はなかなか起きられず、8時前まで寝ていた。
少しましな天気だが、相変わらず霧が出る。
とりあえず御機屋まで往復して下山する。
ニセ巻機からは稜線が見えた。この頃には青空になっていて、とてもきれいだった。

少し下ると、木々が赤と黄色の絨毯のようになっていて、ものすごい紅葉だった。
意外に下の方まで色付いていた。展望はよくなかったが、この紅葉が見られただけで十分だった。
 

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