武川岳(1052m)・大持山(1294m)


都道府県
埼玉
日程
2002.2.16
天気
快晴
交通
コース
名郷(9:53)→天狗岩(10:37〜40)→前武川岳(11:18)→武川岳(11:30〜43)→妻坂峠(12:07〜15)→大持山(13:15〜20)→分岐(13:25〜50)→鳥首峠(14:52〜15:00)→名郷(16:08)
距離
13.9km
温泉
さわらびの湯
 
一昨年の年末に武甲山と大持山に登った時、妻坂峠への下りで正面に見えていた「武川岳」が気になっていて、天気もよさそうなので登ってみることにする。
名郷に到着し、車をどこに置こうかと考えていたところ、名郷バス停近くのトイレの隣に無人の有料駐車場(700円)があったので、そこに止めることにする。

名郷→武川岳
登山道はいきなりの急登である。天気は快晴。
すぐに車道に出るが、狭い道を採石場のダンプカーが往復し、恐ろしい。
山道に戻ると、杉の植林の中の、更に急な登りであった。
しかし、30分も登ると見晴らしがよくなり、すぐに天狗岩に着く。
岩場になっているが、展望はあまりよくない。

この先、残雪が現れる。ただ一部であり、アイゼンをつけるほどではなかった。この状態は、山頂まで続いた。
前武川岳の手前に伐採地があって、そこから以前登ったに武甲山、大持山、妻坂峠が一望できる。向かいの鳥首峠周辺の尾根は、雪で真っ白である。こっちより積雪が多そうだ。
難なくに武川岳の山頂に着く。雪に光が反射して眩しい。樹林の間から、真っ白な浅間山が見えた。大きい。

武川岳からの浅間山
武川岳→大持山
妻坂峠への下りで、軽アイゼンをつける。だが時々地面が露出していて、歩きにくい。
約1年ぶりの妻坂峠は、前回と同じく、人がいなくてとても静かだった。
予定ではこのまま名郷に下るつもりだったが、まだ歩き足りないので、大持山まで行ってみることにする。

山頂までは、450mも登り返さなければならない。峠から突然、積雪が増え、平均30cmくらいはあろうか。急な尾根を一歩一歩登っていった。
 

大持山への登りで振り返る
途中の樹林の切れ間から、西武ドームが見える。
意外にも、それほど疲れずに大持山山頂へ。両神山や、遠く八ヶ岳まで見える。すばらしい。

大持山→名郷
妻坂峠・鳥首峠の分岐まで戻り、遅めの昼食とする。遠くに広がる関東平野を眺めながら、ラーメンを食べた。

再び歩き始める。鳥首峠までの縦走。いくつか急な下り坂があったが、特に問題はなかった。誰もいない雪道で、とても静かだった。
正面に蕨山が見える。なかなか立派な山だ。
鳥首峠には小さな祠があった。こういう感じが好きだ。
 

鳥首峠
峠から急な斜面を下ると、白岩集落の廃屋が現れた。割と最近まで人が住んでいたようである。
すぐ上には、砕石場が広がっていた。このあたりで積雪が消える。
さらに山道を下ると、砕石工場の中に出た。ホコリがすごい。

あとは林道を下り、名郷へ戻る。
車のワイパーに、料金を入れる封筒がはさんであった。
 

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