茅ヶ岳(1704m)

都道府県
山梨
日程
2002.3.21
天気
薄曇
交通
コース
深田公園(9:08)→女岩 (9:52〜56)→茅ヶ岳(10:30〜43)→金ヶ岳(11:22〜35)→前山大明神林道(12:26)→深田公園(13:45) 

茅ヶ岳は、「日本百名山」の著者である深田久弥氏が逝った山として有名である。
山での死ということは事故かと思ったが、急病だったらしい。
後で調べてみると、亡くなった日時は1971年3月21日の11時23分。何とこの日が命日だったのである!
時刻も約1時間の差。全く知らなかっただけに、大変驚いてしまった。

往復とも高速は使わないつもりだったが、朝寝坊したので甲府昭和まで高速利用。
笹子トンネルを抜けると、大きな南アルプスが見える。
インターから韮崎までは、全くコンビニがなく、焦る。

深田公園→茅ヶ岳
駐車場には10台程度の車が止まっていた。
そこから女岩手前までは、四駆なら入れそうな道を進む。雨が降ってないせいか、乾燥した感じだ。
しかし女岩からは、ガイドにあるように水が流れていた。
そこからは岩を巻くように急な道となるが、すぐに落ち着く。このあたり、靴が埋もれるほどの落葉があった。
スキーの中級コースくらいの傾斜を登っていくと、間もなく尾根に出る。山頂付近のみが白い金峰山が見える。

歩いてすぐの所に深田氏の墓標がある。手を合わせるが、まさかこの日が命日とは知らなかった。
山頂に着くと、5人ほどしかいなかった。やや霞んでいるが、南アルプス(白根〜甲斐駒あたり)、八ヶ岳などが見えた。
 

茅ヶ岳山頂からの八ヶ岳
茅ヶ岳→金ヶ岳→深田公園
まだ早いので、金ヶ岳へと向かう。下りでは若干の残雪があるが、特に問題はない。
ただ、低気圧が近付いているせいか、南寄りの風が強い。地図などひろげようものなら、すぐに飛ばされそうだ。
石門を抜け、登りきると山頂かと思いきや、もう一度下りがあった。近いようで遠い。

金ヶ岳にもやはり5人くらいが休んでいた。休憩して、ふれあいの里方面へ下山する。
割と下りやすい道を約一時間で林道へ出る。あとは林道を駐車場まで戻るだけだが、この林道が意外に長かった。地図で直線になっている所が、クネクネ曲がっているのである。
林道を一時間余り歩くと、朝の登山道へ出る。
帰りは双葉町の日帰り温泉で汗を流し、下道を約4時間で横浜に着いた。
 

茅ヶ岳(双葉町より)
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