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長野 |
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2002.7.13 |
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曇→晴(山頂は時々霧)→雨 |
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車 |
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蓼科山登山口(7:08)→蓼科山(9:17〜10:00)→蓼科山荘(10:20〜10:30)→天祥寺原(11:17〜11:22)→竜源橋(12:21)→蓼科山登山口(12:39) |
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登山口には30台くらいは止められる駐車場と、仮設のトイレがある。
車は多くない。中京地区のナンバーが意外に目立った。
登山口→蓼科山
笹の中の気持ちのいい登り。早朝なので涼しい。
ここの登りは三段になっていて、苦しい登りのあとに平たんな道、の連続なので、
現在地が把握しやすい。また、登りは急なので、短時間で標高をかせげる。
日当たりのせいか、登山道の周辺にだけ、ダケカンバが生えている。
幹に触れると、なんとなく気持ちがいい。
二度目の平たん地で、蓼科の山頂が前方に見える。
直下に縞枯地帯があって、そこを登山道は通過する。あたりの木がみごとに枯れていて、不思議だ。
このあたりまで来ると、だいぶ天気も良くなり、振り返ると残雪の北アルプスが望める。
ゴロゴロの岩を登りきると、蓼科山頂ヒュッテ。きれいに生まれ変わっていた。
山頂からは間近に乗鞍〜白馬の北アルプス、その右には妙高、浅間、日光?まで見える大展望。
ところが三角点で写真を撮り、西側の展望盤のほうへ移動すると、たちまちガスが湧いてきて、一気に展望ゼロになってしまった。山の天気は本当に変わりやすい。
蓼科山頂より、槍穂高 |
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蓼科山頂より、南八ヶ岳(一番高いのが赤岳) |
蓼科山→登山口
おにぎりを食べるが、寒くなって来たので、蓼科山荘方面に下山。
山頂では雨が降りそうな暗さになったが、少し下りるとまた霧が晴れて、青空が見える(トップページの写真)。
こちらは比較的短時間で登れるコースなので、人も多い。
山荘から天祥寺原のほうへ歩き始めると、とたんに人がいなくなった。
ほとんどの人は、反対側から登ってくるらしい。
あまり急でない下り坂を進み、途中何度か枯れ沢を横切ると、天祥寺原に出る。ちょっとした湿原だ。
空を見上げると、だいぶ雲が増えてきた。
沢沿いの笹の道を進む。かなり手入れがされていて、道幅は広い。
まわりの樹林は、厚いコケに覆われていて独特な雰囲気。
途中で、ガサガサと音がするのでそちらを見ると、カモシカが現われた。
すぐに奥へ逃げてしまったので、じっくり見ることはできなかったが、初めて見た。
間もなく、雨が降りだす。
樹林帯なので雨具は着ないでそのまま歩く。
車道に出る前に雨具を着るが、蒸し暑い。
車道に出たところで偶然空車のタクシーが通り掛かり、声をかけられるが、わずかな距離なので歩く。
帰りは霧ヶ峰のほうをドライブしようと思ったが、雨が止まないので温泉へ。
この日入った「小斉の湯」は、内湯の他に露天風呂がいくつかあり、
その割に人も少なく、いい湯だった。