編笠山(2524m)・権現岳(2715m)

都道府県
山梨・長野
日程
2004.7.17〜18
天気
17日:晴のち霧(夜は雨)、1日:霧のち晴
交通
コース
17日: 延命水(10:07)→富士見平(10:10〜16)→雲海(11:10〜38)→押手川(12:09〜22)→編笠山(13:43〜56)→青年小屋(14:29)
18日: 青年小屋(9:00)→のろし場(9:33〜39)→権現小屋(10:33〜53)→権現岳(11:01〜17)→三つ頭(12:05〜29)→木戸口(13:20〜26)→ヘリポート(13:37〜14:09)→八ヶ岳神社(15:06〜13)→延命水(15:55)
距離
13.1km(17日:4.8km、18日:8.3km)

17日(延命水→編笠山→青年小屋)
海の日の3連休の土日。
既に関東甲信地方は梅雨明けしているが、梅雨自体ほとんど無かったような異常な夏。
梅雨明け前から最高35℃前後の日が続き、甲府では下山後の21日に40.4℃を記録することになる。
 

中央道を西へ
朝の中央道下りは当然の渋滞。だが早めに出発したので大したことはなかった。 
 
観音平の駐車場は満車だったので、手前の駐車スペースに停める。
靴の修理(底と内側の張り替え)後の初の山。
歩き始めてしばらくは、大きなブヨがたくさんいて、咬まれたりして大変だった。

時々開ける展望
近くの展望台からは、甲斐駒ヶ岳や富士山が綺麗に見える。
ここ数日の天気と同様に青空だったが、山に向かうと曇ってくるという、いつものパターン。

 
深い樹林帯を登っていく。
途中にある展望が開けた場所から、相変わらず富士山が大きく見えるが、だんだんと雲が増えてきているようだ。


押手川
鬱蒼とした森を登っていくと、押手川と呼ばれる地点にでる。川はないが、比較的広い場所なので、岩に腰を下ろして休む。
 
この先、久々のテントを持っての山なので、だいぶ疲れが出てくる。
しかも次第にガスに覆われてきた。
この日の行程は短いから楽かと思っていたが、最後の登りはとてもきつかった。

編笠山山頂
連日晴天が続いているというのに、山頂では濃霧。
しかも風が強くて寒い。気温は12℃。下界より20℃以上も低いと思われた。



テント場へ
足早に下り始める。途中の岩場に、見たことのない真っ黒なカタツムリがいて驚く。
霧は次第に切れ、小屋とテント場が見える。

編笠山からの下山途中で

最後はゴロゴロ岩の下りで、青年小屋に到着。小屋に入ってみると、結構きれいだった。
テント場も広々してて、水場の水も豊富で美味しい。
天気さえよければ最高だったのだが・・・。
仲間が持参してくれた大きなテントを張り、中で飲み始める。
5時間ほども飲んで、だいぶ酔った。


18日(年小屋→権現岳→延命水
夜中は日付が変わる頃から雨、3時頃には台風並みの嵐となる。
4時半くらいに周りの声で目が覚め、5時くらいに雨が止んだのでトイレに行ってくるが、再び寝る。気温は10℃。熱帯夜の下界とは大違い。

7時半くらいに皆で起きる。既にテントは少ない。
準備をして9時に出発する。足取りは重い。
ハイマツ帯に出ると濃霧と強風で寒い。
のろし場を過ぎるとガレの急登があるが、高山植物が増える。
鎖場
ギボシ下は鎖場が続き、滑りやすく気を使う。
登りきると、ようやく落ち着き、権現小屋前で休憩をする。

 

権現岳山頂
権現山頂は縦走路から岩場を登る。絶壁となっているようだが、霧でよく見えない。

 
再び縦走路へ戻る。下りは鎖場は一箇所のみ。
三つ頭の登りで風がひどくなるが、時々霧が切れて下界が見え始める。



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山行記録2004年