畦ヶ丸(1293m)

都道府県
神奈川
日程
2005.5.4
天気
快晴
交通
コース
箒沢公園橋(10:27)→西丹沢自然教室(10:43〜11:02)→下棚(11:50〜12:00)→本棚(12:20〜35)→善六ノタワ(13:53〜14:04)→畦ヶ丸(14:59〜15:24)→大滝峠上(16:18〜27)→一軒屋避難小屋(17:10〜22)→箒沢公園橋(19:08)
気温
距離
13.2km

絶好の行楽日和の中、丹沢方面へと出かける。
松田〜山北のR246が渋滞で、西丹沢自然教室への到着が予定よりだいぶ遅れてしまう。
 
快晴&新緑の登山口
自然教室付近の駐車場は、路駐も含め一杯だったので、少し下って箒沢公園橋付近に車を置く。文句なしの青空&まぶしいほどの新緑で、やる気もかなり出てくる。
自然教室のお兄さんの話では、山頂に着くのが遅かったら、同じ道を下った方がいいとのこと。


登山口の吊橋から
吊り橋を渡ると、堰堤をいくつか越しながら河原や沢沿いを登っていく。滝が目当てなのか、軽装の家族連れが多く、我々が浮くくらい。
最初に「下棚」を往復する。登山道からは5分くらい。岩壁を這うように水が流れ落ちる美しい滝だった。

本棚
登山道に戻って10分ほど歩くと、本棚への分岐がある。
こちらは、かなりの高さから水が一気に落ちる、日光の華厳の滝を思わせる豪快な滝だった。
滝のすぐ近くまで(行こうと思えば真下まで)行け、吹き付ける風が寒いくらいだった。
本棚(写真は下の部分だけ。高すぎて撮れない)

アセビに囲まれた登り
登山道に戻ると、この先は沢を離れて、一気に急な登りになる。
花が開き始めたアセビが増えてくると、ベンチのある広場に出るので一休み。
休んでいると、本棚の滝を目指していた人が間違えて登ってきたので、ずっと下だと教えてあげると、がっかりしていた。


アセビが咲く小広場
それほど急ではないが、着々と登っていくと、善六のタワに出る。
樹木の間からは、檜洞丸が見える。
ここからは尾根歩きになり、ブナの大木が素晴らしい。その間にツツジのピンク色の花が目立った。
 
畦ヶ丸(1293m)
山頂は意外に遠く、結構汗をかき、ようやく着いた。
小広いが展望はない。遅い時間のためか、先客は2人だけだった。
畦ヶ丸山頂で

山頂直下の避難小屋を過ぎると、一気に下る。
だいぶ霞んでしまったが、何とか富士山を確認できた。
ここから大滝峠上の分岐までも意外に長い道のりだったが、新緑でだいぶ癒された気がする。

大滝峠上では、若い女性3人のグループが休んでいた。
水場について聞かれたのだが、なんと丹沢湖から歩いてきたそう。
この先、畦ヶ丸の避難小屋と青ヶ岳山荘に泊まって、塔ノ岳まで行くとのこと。すごい!

頑張って下山
長話をしてしまったが、日没が迫ってきたので頑張って下る。沢沿いに下っていくが、結構長い。
一軒屋の避難小屋も中は綺麗で、休憩や宿泊には適していると思う。コーヒーでも沸かして飲もうかと思ったが、時間が押しているので軽く休んで下る。



一軒屋避難小屋
清流がとても美しいのだが、途中には傾いた木の階段もあり、慎重に進んだ。
突然林道の終点に出るが、森の中でキャンプをしている大人数の集団がいた。
既に暗くなりつつあり、ペコペコのお腹に食事の匂いがこたえる。
車道に出る頃にはすっかり暗くなってしまい、予定していた「ブナの湯」に入ることは出来なかった。

帰りは抜け道を駆使し、厚木から高速。わずかな渋滞で済んだ(この日は大和から都夫良野付近まで渋滞していて、未明まで解消されなかったらしい・・・)。
 
ヤマレコの記録
 
山行記録2005年