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唐松岳(2696m)
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都道府県
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長野・富山 |
日程
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2005.7.16〜17 |
天気
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霧 |
交通
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車 |
コース
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16日:八方池山荘(9:00)→八方池(10:10〜30)→扇雪渓(11:40〜59)→丸山ケルン(12:22〜38)→唐松山荘(13:27)
17日:唐松山荘(7:39)→唐松岳(7:56〜8:18)→唐松山荘(8:39〜9:00)→丸山ケルン(10:14〜25)→第三ケルン(11:53〜12:31)→八方池山荘(13:28) |
気温
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− |
距離
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12.2km |
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16日(八方池山荘→唐松山荘)
海の日の連休だが、曇一時雨の微妙な予報。
今回は黒菱まで車で行き、そこからリフトで上へ登ることにする。
それほど早い時間ではないが、駐車場はガラガラ。
リフト乗車中に雨が降り出すが、すぐに止む。
乗り換えの所では、ニッコウキスゲとコバイケイソウが咲き乱れている。
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八方尾根を登り始める
八方池山荘からも人が少なく、花を眺めながらゆっくり歩く。
ケルン近くのトイレ手前に残雪があり、その付近のユキワリソウが美しい。 |
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八方池は、天気のせいかイマイチの眺め。
池を出発の時に、また雨が降りだす。途中でカッパを着るが、間もなく止む。
樹林帯に入るあたりから、シラネアオイやオオサクラソウが見られる。
そこを突きあたった付近が扇雪渓。まだだいぶ雪が残っていて、これをバックに写真を撮る。
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またひと登りすると、森林限界を出る。ここにも残雪があり、そこを登って少し進むと丸山ケルン。風が強くて寒い。
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この先はガスの中に入ってしまう。
まだ夏道ではないようで、過去2回歩いたのとは違い、尾根を忠実にたどる。
一箇所急な雪渓を横切ると間もなく唐松の山荘。
クルマユリやシナノキンバイなどの花が綺麗だが、霧が深いのは残念。
小屋でテントの手続きをする。テン場の下の水場はまだ残雪で使えないとのこと。
6人用のテントを張る場所が見付からず、だいぶ下りた所に張る。
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あいにくの天気
少し昼寝したあと、山頂へ往復。ガスで何も見えない。
山荘脇のコマクサは咲いてはいるが、少なかった。 |
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唐松岳の山頂付近で
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小屋の周りで花の写真を撮ったりしてから、小屋で水とビールを買い、食事にする。
その後、雨が止んでいたのでトイレに往復。遠くで雷鳴が聞こえ、外はずいぶん冷え込んできている。
7時過ぎに寝る。雷が近づいてきたようだったが、それ以上天気は悪くならなかった。
この日はシュラフカバーだけで寝たがとても寒かった。
16日(八方池山荘→唐松山荘)
5時過ぎに外を見ると霧が強風で流れている。
相変わらず天気は良くないが、とりあえず起きることにする。
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山が見えだす
寒い中、トイレへと出かける頃には、五竜が見え始める。次に剣、立山方面や、唐松の山頂なども姿を現してきた。
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唐松山荘のテント場から−五龍岳
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食事と撤収をし、山荘に荷物を置いて再び山頂へ向かうが、また霧に覆われてしまう。
すぐに晴れるかと思ったが、なかなか晴れない。
残念だが下山することにする。
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ようやく晴れる?
丸山ケルン手前のあたりでガスが晴れて、不帰キレット方面がよく見える。ようやく夏山らしくなってきた。
しかもだいぶ離れた場所ではあるが、雷鳥と思われる鳥も見ることができた。 |
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もう一息だが
第三ケルンでは、池の向こうの山々のガスがとれそうだったので少し待つが、結局ダメだった。
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八方池山荘では、周りの多くの観光客に合わせ、ソフトクリームをいただく。
途中で長野五輪の女子滑降のスタートハウスを見学。
小日向の湯で汗を流し、帰京した。
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