天狗岳(2646m)・硫黄岳(2760m)

都道府県
長野
日程
2005.8.6
天気
交通
コース
桜平(6:35)→夏沢鉱泉(7:02)→オーレン小屋(7:31〜37)→根石岳(8:19〜26)→東天狗(8:45)→西天狗(8:57〜9:03)→東天狗(9:24)→根石岳(9:44)→夏沢峠(10:18)→硫黄岳(11:00〜26)→赤岩の頭(11:40〜58)→オーレン小屋(12:30〜35)→夏沢鉱泉(13:03)→桜平(13:25)
気温
14℃(天狗岳)
距離
14.7km

仕事が忙しくて夏休みが取れず、日帰りで八ヶ岳にする。
しかも以前から気になっていた、桜平から夏沢鉱泉経由の楽チンコース。

夜中に家を出る。長坂付近からは八ヶ岳見え、まずまずの天気か。
路面が心配だった林道は、ゆっくり走れば問題ないが、沢を渡る箇所があり、そこで底をすってしまう。

車道の終点付近のスペースに車を置き、林道を歩き始める。晴れていて気持ちがいい。
あっという間に夏沢鉱泉に着くが、そこからオーレン小屋までが長い。後で手持ちの登山地図での夏沢鉱泉の位置が違うことに気づく。
オーレン小屋は建物の正面にある水場の水がうまい。今度は泊まりで訪れたい所だ。
ここから、天狗岳に向けて登り始める。気持ちの良い樹林帯だが、早くも稜線にはガスが出始める。

コマクサ満開の根石山
箕冠の分岐を過ぎると森林限界となり、景色が一変するが、残念ながらガスに覆われてしまう。
だが稜線ではコマクサが満開で、足を止めてじっくり眺めてみる。

ガスは時々切れ、根石山からはアルブスの雰囲気となる。
天狗岳の登りでは、数は少ないが、色々な花が見られる。トウヤクリンドウも一輪だけ咲いていた。

天狗岳
ガスの中、東天狗に着く。
西天狗へ往復する際に、ガスで道を間違えそうになる。おまけに風も強くて寒い。気温は14℃。
西天狗岳の山頂で

西天狗を往復の後、足早に下山を始めるが、まだ早いので、頑張って硫黄岳まで縦走することにする。

根石の登りでガスが少し晴れて、振り返ると天狗岳が大きく見えるが、それも一瞬だけ。
硫黄岳の登りは結構ガレている。人は少ない。
夏沢峠やオーレンが見えるが、間もなく再びガスが出る。

硫黄岳
広々した硫黄岳の山頂では、子供の団体が記念写真を撮っていた。
なんと三浦雄一郎氏親子のツアーで、自分も写真を撮らせてもらった。

 
足場の悪い斜面を下り、赤岩の頭で昼食とする。
ラーメンを調理中に、大粒の雨が降ってくる。慌ててカッパを着て、出来上がったラーメンをすすりこみ、下山を始める。

雨はすぐに止み、オーレンまで下ってくると、一瞬晴れる。ここでカッパを脱ぐ。
しかし夏沢鉱泉の先で再び雨が降り出して、またカッパを着る。

下山後に「縄文の湯」に立ち寄ったが、すっかり雷雨になっていた。


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山行記録2005年