黍殻山(1273m)

都道府県
神奈川
日程
2006.11.25
天気
快晴
交通
車、バス
コース
西野々(10:45)→焼山(12:10〜22)→平丸分岐(12:46〜54)→黍殻山(13:07)→黍殻避難小屋(13:27〜57)→八丁坂ノ頭(14:15)→林道(15:16)→青根(16:00)
気温
焼山:5℃、八丁坂ノ頭:4℃
距離
−km

西野々から東海自然歩道へ
前回の石老山の時とは反対方向に歩き始める。登山口の右側の公園にトイレがあった。
しばらく林道を進むと鹿よけの柵があるが、開け方が分からず一分くらいかかってしまう。
沢を渡って本格的な登山道に入るが、なぜか石畳になっている。こういう道も珍しい。だが、石畳もすぐに終わる。
一帯は植林が多いが、所々に残る自然林は黄葉になっている。
焼山登山口からの道と合流して間もなく、ずっと下のほうでチェーンソーで木を切っている人を見かけた。
 
道は急な箇所もあるが、大きなジグザグとなっていて歩きやすくなっている。
焼山の山頂直下にはシラカバの木があり、なかなか美しい。



焼山直下のシラカバ林
焼山(1060m)
山頂は気温5℃。近くのベンチはまだ霜で真っ白で寒い。
昭和42年製の鉄製の高い展望台は、登るにはちょっと勇気がいるが、上まで行って見ると素晴らしい展望で、八王子や相模原、宮ヶ瀬ダム、丹沢山、雲取山などが見えた。双眼鏡があれば、自宅も確認できたかもしれない。

焼山の展望台から宮ヶ瀬方面眺める

焼山から先はほとんど平坦な道になり、気持ちよく歩ける。
平丸分岐あたりで、樹木の隙間から真っ白な白根三山が見える。
時間が時間なので、ここで立ち止まって、おにぎりを食べてしまう。今思えば、広々した黍殻山か避難小屋まで待てばよかった。

黍殻山への分岐を右に入ると、道は少々荒れてはいたが、迷うような箇所はなかった。
山頂には機械式雨量計がでんと建っている。下山も少し分かりにくいところがあった。
この先に水場の標識があったので、今後の参考にと見に行ったが、水は全然出ていなかった。
 
避難小屋前で大休止
黍殻避難小屋は、驚いたことにサッカーでもできそうなくらいの草地の上に建っている。
実に気持ちの良い場所なので、お湯を沸かしてココアを飲んでのんびりした。
キャンプには絶好の場所だろうが、丹沢でのキャンプは禁止されている。小屋は10人くらいは泊まれそうな広さで、なんと水洗トイレあり。

黍殻避難小屋前の広場
 
ここからさらに登り、八丁坂ノ頭に到る。この日の最高地点。
蛭ヶ岳への縦走路から分かれ、実に10年半前に歩いた道を、青根へと向かう。
前回の記憶は全くなく、霜柱で滑りやすい道をぐんぐん下っていく。
これといった特徴もなく、飽きてきたころに林道に出た。

舗装済の林道を40ほど下り、バス停で朝夕一本しかないバスを、缶コーヒーを飲みながら待つ。
西野々で降り、停めてある車へ戻った。

 
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山行記録2006年