檜洞丸(1601m)

都道府県
神奈川
日程
2008.5.17
天気
雨・雹
交通
町田(小田急)新松田(富士急バス)寄
西丹沢自然教室(富士急バス)谷峨(JR)松田(小田急)町田
コース
寄(7:19)→寄大橋(7:51〜8:01)→寄コシバ沢(9:06)→雨山峠(9:36〜46)→雨山橋(10:06)→ユーシン(10:23〜30)→大石山(11:26〜35)→同角ノ頭(12:35〜49)→石棚山稜合流(13:28〜32)→つつじ新道分岐(13:45)→檜洞丸(13:58〜14:07)→つつじ新道分岐(14:18〜32)→ゴーラ沢出合(15:34)→西丹沢自然教室(16:12)
気温
15℃(雨山峠)
距離
20.4km


同じ週の月曜に続き、丹沢へ出かける。
週に2回も山に出かけるのは何年ぶりだろうか・・・。
トレーニングも兼ねて、長めのコース設定。
標高1601mの山に行くのに、大雑把に計算しただけでも、登り約1800mもある。

新松田駅前のコンビニが何時から営業のなのかおばちゃんに聞くと、4時からだそう。
寄へのバスの客は全部で4人、1人は近所ですぐに降りてしまう。
残る夫婦は鍋割山、ユーシン、雨山峠を経て寄へ戻るそう。これも結構長いな。


寄を出発
快晴の空の下、気持ち良く歩き始める。
一直線の車道を進んでいると、タクシーが四台も追い越していく。
 
寄大橋では、登山届が置いてあったので記入して投函する。
車道の終点から登山道となり、右へ樹林帯を登っていく。

新緑の美しい寄沢
途中で寄沢を何度か渡る。新緑と水が美しい。
沢から離れる前の最後の渡渉地点を見落としまうが、すぐに気が付いた。

ここからしばらく沢を離れる。
途中で一ヶ所だけ急な鎖場があり、その先も更に登るが、鍋割峠への分岐あたりからは落ち着く。
日差しはだんだん弱くなってきた。


雨山峠へ
更に進んでいくと、ツツジがちらほら咲いている
峠手前はゴルジュのようになっていて、鉄階段もいくつかあった。
峠は、想像よりも狭く感じた。展望無いが一休みする。
雨山峠
雨山橋への下りは沢の上の桟道が多く、ちょっとスリルあり。
林道に出ると、玄倉方面通行止めの看板が出ていた。

ユーシン
前から来てみたかったユーシン。
南アの椹島を思わせる雰囲気で素晴らしい。
水洗トイレがあったので、とりあえず用をたして休憩した。

立派な橋を渡り、ザレた感じの植林帯を登っていく。
かなり急な登りだが、ベンチのあるあずまや、立派なブナの森、大石(名前通りの巨大な岩)と変化があり、楽しい。


大石山(1220m)
ユーシンから小一時間で大石山のピークに着く。
晴れてれば展望良さそうだが、すでに蛭ヶ岳あたりも霞みはじめ、天気はどんどん悪くなっているよう。日差しはほとんど無し。

下ろうとしたら反対側から、この日初めての人に会う。昨日から沢などを歩いているそうだ。
大石山からの下りはザレが乗った岩場という感じで、鎖を使って慎重に下っていく。この日一番の悪場と思う。

鉄梯子や木の橋もあり、アップダウンが多い細めの尾根を同角ノ頭に向かうが、さすがに疲れが出てくる。
このあたりは紅白のツツジや、馬酔木も咲いていた。

同角ノ頭(1491m)
ピークの少し手前で少し雨が落ちてくるが、すぐに止む。
間もなく着いた山頂では荷物を入れ替え、雨具を一番上にしておいた。それからパンを食べたりなど大休止。
 
同角ノ頭からは木道が多くなる。
コルまで下ってから、また登っていき、石棚からの尾根に合流する付近から急にガスの中に入る。


 
石棚山稜に合流
石棚山稜への合流地点では、ユーシン方面には入れないようロープが張ってあった。林道が通行止めの為か?
あたりはバイケイソウやマルバダケブキの緑が美しい。
八年ぶりの道を思い出す。分岐から歩き始めるとすぐに人にすれ違う。
なんだか薄暗くなってきたと思ったら、雨が少し落ちてきたので早めに雨具を着用する。
つつじ新道分岐あたりから突然雨が激しくなり、頭が痛いと思ったら、パチンコ玉くらいの雹に変わっていた。
すれ違う人は多い。

檜洞丸(1601m)
山頂は二人だけ。激しい雨と雹の中、どうにか写真を撮り早々に下山。
バイケイソウや地面は雹で白くなりつつある場所もあった。
ベンチには雹が残る
 
つつじ新道分岐あたりで、降水が止んできたので休憩。
汗だくのTシャツの上にカッパを着たので寒い。

つつじ新道を下る
下りはじめは急な階段や泥道になっていて慎重に進む。
だがガスの中ということもあり、淡々と下っていく。
ツツジも期待したほどではなかった。展望台はガスなのでパス。
つつじ新道上部のツツジ
ぐんぐん下っていき、ゴーラ沢出合に出た。
ここからは下りだけかと思いきや、高巻きで結構登らされる。
平坦な道を進み、最後に一気に下って車道に出た。

バスはちょうど10分後の発車だったので、急いで雨具を脱いで支度して、バスに乗った。

山行記録2008年