羊蹄山(1898m)

都道府県
北海道
日程
2011.6.26
天気
交通
レンタカー
コース
半月湖野営場(2:58)→二合目(3:43〜52)→六合目(5:10〜17)→九合目(6:18)→羊蹄山(7:08〜22)→真狩コース分岐(7:54)→避難小屋(8:14〜25)→九合目(8:38)→六合目(9:20)→二合目(10:20)→半月湖野営場(10:54)
気温
避難小屋:10℃
距離
14.0km

半月湖野営場の駐車場で車中泊。
0時を過ぎた頃から、寒くて全く眠れなくなってしまった。
ちなみに倶知安アメダスの、朝3時の気温は4.8℃。

3時少し前、まだ真っ暗な中を出発する。
緩やかな道なので問題は無いが、やはり不気味だ。
すると2合目の登りに差し掛かったあたりで、驚いたことにトレランの人とすれ違う。
京極から夜中に山頂を越え、また山頂に行くとか話していた。すごい人がいるものだ。

空が明るくなり始め、ニセコアンヌプリが見えてくる。
風穴は暗くて、どこなのか全く分からなかった。

2合目
2合目でヘッデンを外し、上着を脱ぎ、おにぎりを一つ食べる。
少し進んだあたりから、羊蹄山の山頂付近がちょっぴり見える。まだ遠い。


左に目をやると、倶知安の市街地の上だけ、雲が掛かっている。
この先はずっと単調な登りが続く。


日本海が見える
4合目を過ぎたあたりから、岩内付近の日本海が見える。
緩くなったり急になったりを繰り返すが、5合目からは次第に登りが急になってくる。
遠くに海(5合目の先で)

影羊蹄
ふとニセコ方面を見ると、羊蹄山の影が右半分だけ下界に写っている。
6合目にはちょうど荷物が置けるような岩があり、休憩。おにぎりを食べ、半袖になる。


6合目の手前から

9合目
いきなり樹林帯を抜けてガレ場に出たところが9合目。山頂方面と小屋方面の分岐となる。
この付近は、シラネアオイが多い。

しばらく登ると、最初の雪渓の横断。
風が強くなり、再び長袖を着る。
少し進んだ付近には、キバナシャクナゲが咲いていて見事。

展望
火口縁に出ると、ニセコアンヌプリとその奥に日本海が大きく見える。
今回一番展望の良かった所だった。


分岐過ぎたあたりもキバナシャクナゲが多い。風は冷たいが、気持ちよく歩ける。
京極山頂の先にある一等三角点付近は、花畑となっていた。


山頂
少し歩くと、ついに羊蹄山の山頂。
まだ早い時間ということもあり、誰もいない。
東側の下界や、残雪で巨大なゲレンデのような火口を眺めながら、おにぎりを2個食べる。
羊蹄山の山頂

名残惜しいが、先も長いので山頂を後にする。
山頂から先は岩場のアップダウンの連続で時間がかかり、いくつか緊張するような箇所もあった。

南側の展望
左側には今度は真狩、洞爺湖、更には噴火湾も見えるが、眺めに気を取られて落ちないように注意した。


洞爺湖が近い

ハイマツ
真狩コース分岐付近はハイマツがきれいで、思わず写真を撮ってしまう。
下の方に、避難小屋が見えた。
右中央に避難小屋

雪渓を越える
下っていくと雪渓いくつか越え、避難小屋のすぐ手前の雪渓の下からは登山道に水が流れていた。
今思えば、汲んでおけば良かったと感じた。


避難小屋手前の雪渓

避難小屋
避難小屋でトイレ借り、山バッジを買う。
応対してくれた方がデザインをしたそうだ。

小屋を出て9合目付近では、シラネアオイが花畑になっていて驚く。

樹林帯を下っていくと、昨日のクラブツーリズムの団体とすれ違う。
リーダーの方が覚えてて、声をかけてくれた。
この先も人がどんどん登ってくるが、さすがに2合目あたりまで来ると、すれ違う人はいなくなった。

駐車場から車で半月湖へ移動し、周辺を10分くらい散策。

風呂は、「くっちゃん温泉」。
露天風呂から羊蹄山やニセコアンヌプリが眺められる、素晴らしい温泉だった。


倶知安(R393)からの羊蹄山
この後は国道393号で小樽を経由し、札幌で宿泊。
翌朝、市内を散策してから、帰京した。

 
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山行記録2011年
 
「ヤマレコ」の記録