北海道山行
利尻山(1721m)
雌阿寒岳(1499m)
斜里岳(1545m)
羅臼岳(1660m)

1995.7.24〜8.6


利尻山 (7/27)
27日:鴛泊→北麓野営場→長官山→利尻山北峰→長官山(利尻岳小屋泊)
28日:長官山→9合目付近→長官山→北麓野営場→鴛泊

 
 3月に屋久島へ一緒に行った友人と、今度は北海道へ。
 利尻島へのフェリーは揺れが激しく、また熟年男性グループに朝から酒を勧められたため、船酔いをしてしまった。野営場の少し手前で、親切な人が車に乗せてくれたが、それ以外は島内は全て徒歩による移動だった。
 長官山の登りで天候が悪化し、一時は、その日は山小屋止まりにしようとしたが、翌日の予報も良くないので、休憩後、強引に登る。山頂までは霧と暴風で、前に進むのも困難な状況であったが、なんとか登る。記念写真を撮るのも苦労した。
 
悪天候の利尻山頂
小屋まで下山すると、天候がやや回復し、時々海も見えた。夕方には小屋付近から、利尻山の雄大な姿と、眼下には鴛泊の港や、雲上に浮かぶ礼文島も見えるほどになった。夜は意外と暑かった。
 
小屋付近からの利尻山
 翌日、晴れてきたので、もう一度頂上にアタックしたが、友人が途中で足を痛めたので、9合目付近で下山した。

交通(すべて友人の車)
 24日:つくば〜新潟(車中泊)
 25,26日:新潟(フェリー)小樽〜滝川〜留萌〜稚内(稚内公園で車中泊)
 27日:稚内(フェリー)鴛泊
 28日:鴛泊(フェリー)稚内(稚内公園で車中泊)
 29日:稚内〜宗谷〜紋別〜網走(刑務所、能取岬など観光。網走南公園で車中泊)



 雌阿寒岳 (7/30)
雌阿寒温泉〜雌阿寒岳(往復)

 
オンネトーからの雌阿寒岳、阿寒富士
 前夜は、1年ぶりの網走南公園で車中泊。
 オンネトーへ下山する予定であったが、天気予報が悪かったので、雌阿寒温泉からの往復とした。天気の割に意外と視界が良く、登山道途中からは、大雪山方面や広大な原生林、眼下にオンネトーが見えた。頂上付近には毒ガスが流れてきて、恐ろしかった。下山後、阿寒湖畔温泉の「まりも湯」で汗を流す。そして翌日の斜里岳登山のため、登山口の清岳荘まで移動する。
 
交通
 30日:網走〜津別〜雌阿寒温泉〜阿寒湖〜弟子屈〜札弦〜清岳荘



 斜里岳 (7/31)
清岳荘〜上二股(旧道経由)〜斜里岳〜熊見峠(新道経由)〜清岳荘

 前日に清岳荘に車で入った。夕方だったと思うが、中では中年の登山パーティーが宴会をしていた。百名山に80くらい登ったとか、そんな話をしていた。翌日、そのメンバーから、うどんと醤油をもらった。
 朝は早めに出発。旧道の登りは沢沿いを行くもので、気持ちよかった。山頂は、霧こそでなかったが、展望なし。新道を下山中、鹿角自動車学校のお守りを落とし、取りに戻った。
 

馬ノ背から見た斜里岳山頂
清岳荘 (今は焼失してしまった)
 下山してから、野付半島に行き、そのあと羅臼に到着。なんとセイコーマートがあった(去年訪れた時はなかった)。羅臼では、昨年同様、「知床観光ホテル」の風呂に入浴する。この日は羅臼温泉駐車場で車中泊する。
 余談だが、羅臼のビジターセンターに行ったとき、同じ大学の同じ学科にいる人に似た人が受付をしていた。あとから聞いた話だと、実際その人だったらしい。世の中どういう偶然があるかわからないものだ。

交通
 31日:清岳荘〜野付半島〜羅臼(羅臼温泉駐車場で車中泊)



 羅臼岳 (8/2)
岩尾別温泉〜羅臼平〜羅臼岳(往復)

 1日に登る予定だったが、悪天候でこの日は知床の観光をした。前日飲みすぎで体調が悪かった。 2日は早朝岩尾別に入り、早々と登りにかかった。熊の名所だが、鈴を鳴らしたり歌を歌ったりして、遭遇することはなかった。羅臼平のあたりから霧が出はじめ、山頂では霧と強風で散々だった。
 

霧の羅臼岳山頂
交通
 1日:羅臼〜知床五湖〜相泊〜ウトロ(宇登呂温泉の林道の駐車スペースで車中泊)
 2日:ウトロ〜岩尾別〜知床大橋〜羅臼〜裏摩周〜弟子屈(道の駅で車中泊)

その後の行動
 3日:弟子屈〜根室〜納沙布〜厚岸〜釧路(春採湖畔駐車場で車中泊)
 4日:釧路〜池田〜帯広〜層雲峡〜旭川〜上富良野(深山峠駐車場で車中泊)
 5・6日:上富良野〜占冠〜追分〜苫小牧〜支笏湖〜苫小牧(フェリー)大洗

back
home