谷川岳(1977m)

1996.8.4
土合駅(2:25)→巌剛新道入口→ラクダのコル→トマの耳→オキの耳(6:00)→一ノ倉岳→茂倉岳→矢場ノ頭→土樽駅(9:25)

 上越線に臨時の夜行電車があることを知り、青春18きっぷを使って出かける。上野からは通常の切符を使い、新前橋から18きっぷを使ったのだが、その時、切符に前日の日付を押され、1回分損をした。電車の車掌に何度の説明したが、認められなかった。今でもJRを恨む出来事の一つである。
 土合駅の長い階段を登り、休まず出発する。夜中なのに意外と蒸し暑い。ラクダのコルに出ると、遠くに燧ヶ岳や至仏山が朝焼けのシルエットに見え、美しい。山頂には6時前には到着。さすがに静かだ。天気はよかったが、周囲に見える山々の名前がわからない。それにしても、標高のわりにアルペン的雰囲気がすごくある山だと感じ、この山がとても気にいった。
 その先一ノ倉岳、茂倉岳を過ぎるまで朝露がすごく、靴やパンツがびしょぬれになる。矢場ノ頭からは、眼下に関越トンネルの換気孔が見えた。すごいものを作ったものだ。
 初の単独夜行登山となったが、道に迷わず順調に歩くことができた。また、大清水トンネルを挟んで、群馬側の駅から新潟側の駅まで歩いたことで、非常に充実感を味わった。下山したのが早かったので、寺泊まで足を伸ばしたが、山歩きの後の海も良かった。
 

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