針ノ木岳(2821m)

都道府県
長野・富山
日程
1999.8.7(土)〜9(月)
天気(山頂)
交通
成瀬(JR)八王子(急行アルプス)信濃大町(タクシー)扇沢出合、 
扇沢(バス)大町温泉郷(タクシー)信濃大町(スーパーあずさ)八王子(JR)成瀬
コース
7日:扇沢出合(6:00)→ケルン(7:00)→種池山荘(9:00)→爺ヶ岳往復 

8日:種池山荘(5:40)→新越山荘(7:30)→鳴沢岳(8:10〜25)→赤沢岳(9:05〜20)→スバリ岳(10:50〜11:35)→針ノ木岳(12:07〜13:05)→針ノ木小屋(13:45) 

9日:針ノ木小屋(3:50)→蓮華岳(4:45〜5:40)→針ノ木小屋(6:20〜7:10)→大沢小屋(8:40〜50)→扇沢(9:40) 

距離

7日(扇沢出合→種池山荘・爺ヶ岳往復)
学生時代のサークルOBの方々と久しぶりの登山。後立山連峰は6年ぶり。
35Lのザックで荷物も少なく、種池まで楽に登れる。それまで晴れていたが、急にガスが湧き、風も強くなる。

小屋で宿泊の手続きをしてから爺ヶ岳を往復。ガスで展望ゼロ。
その後、小屋で昼寝。 4時半に夕食を取り、酒を飲む。
大変混雑しており、足と頭を互い違いにして寝る。足の踏み場もなかった。

8日(種池山荘→針ノ木小屋)
翌朝3時半に目を覚ますと、枕元の窓からすごい星空が見え、外に出る。天の川が見えた。
爺ヶ岳に御来光を見に行く人が多かった。
 

新越山荘付近から見た針ノ木岳 (8日朝)
スバリ岳山頂からの黒部湖と五色ヶ原
小屋の前からは、針の木岳が意外に近くに見える。でも、あそこまで歩くと考えると、大変そうだ。
縦走路右側には、立山・剣岳が大きい。左側遠くには八ヶ岳、富士山、南アルプスも見えている。

新越山荘付近までは晴れていたが、この後ガスが上ってきた。
スバリ岳の登りはきつかったが、このあたりから再びガスが切れだす。 黒部湖、薬師岳、赤牛岳などの展望が広がる。
スバリ岳山頂で昼食後、針ノ木岳に登頂し、ゆっくり景色を楽しむ。
下山途中のガスの中、雷鳥の親子を目撃した。
この日は針ノ木小屋に宿泊。食事は自炊にした。
寝床は、前日より縦方向(足下)がゆったりしているが、左右はぎっしりだった。
夕方、小雨が降る。

9日(針ノ木小屋→扇沢)
この日の未明もすごい星空(天の川)。
蓮華岳まで御来光を見に行った。快晴で、北アルプスのほとんどが見渡せる豪快な眺め。
また、山頂付近のコマクサが大群落になっていた。
 

蓮華岳の朝焼け(左から八ヶ岳、富士山、南アルプス)
下りの雪渓は小さかったが、とても気持ち良かった。ただ、大沢小屋からの樹林帯の下りが長く感じた。
帰りに大町「薬師の湯」で3日間の汗を流した。

 

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