八海山(1778m)

新潟 1999.11.6〜7


  • 6日: 2合目(9:10)→清滝→ノゾキの松→千本桧小屋(13:40)

  •  3回目のテント山行。友人と2人で登る。清滝までは比較的ゆるやかな登り。ここから少し登ると、ものすごい紅葉が見られる。しかし、この先の屏風道は鎖場が連続する大変な登りとなる。今回は、酒を大量に持っていったため、その重さが体にこたえた。
     なんとか、ノゾキの松までたどりつく。足元が数百メートルも切れていて、とてもおそろしい。ここまで来れば、あとわずかだと思ったが、あまかった。この先も急登だらけで、きつかった。
     
    八海山中腹の紅葉
     千本桧小屋に到着後、とりあえずビールを1本飲み、小屋脇にテントを張る。11月だというのに雪はほとんどゼロ。芝生風の草の上で快適である。小屋は既に冬期休業に入っていた。しかし1棟だけ開放されていて、他に人もいなかったので、小屋にお邪魔して料金箱に休憩料を支払い、昼の3時から9時まで飲む。6時間があっという間だった。2人で1升半くらい(日本酒換算)開ける。麓で買った鰯の缶詰が91年1月の製造であった!
     眼下には、六日町の夜景が美しい。また3時頃目が覚めると、すごい星空。 あまり寒くはなかった。
     
  • 7日: 千本桧小屋→薬師岳→千本桧小屋→大日岳→入道岳→迂回路分岐→カッパ倉→稲荷社→2合目

  •  6時に起床する。気温は0℃ちょうど。思ったほど寒くはない。また小屋にお邪魔し、のんびり朝食や準備をし、8時過ぎに出発する。
     八ツ峰は妙義山並みの手強い岩場だった。鎖や梯子を頼りに岩稜を登り下りした。荷物が重かったので、結構怖いところもあった。八ツ峰を無事通過し、最高峰の入道岳まで一応足を伸ばす。駒ヶ岳、中の岳の姿がとても大きく、圧倒された。下りの迂回路分岐からしばらくは苦しい岩場だったが、その先は紅葉と落葉のじゅうたんで気持ち良かった。
     
    下山途中で振り返って見た八海山
      六日町あたりの酒屋では清酒「八海山」が意外に安く、それを山の上で飲めなかったのが心残りだった。 帰りに、中里村のミオン中里で湯につかる。

    交通(車)
    あかね台〜飯能〜花園〜六日町〜山口〜六日町〜中里〜塩沢〜藤岡〜花園〜飯能〜あかね台
     

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