北アルプス(剱岳周辺 2006年8月)

2006.8.3〜5

第1日目(8/3)
コース
室堂(9:31)→一ノ越(10:15)→雄山(11:03〜05)→大汝山(11:24〜41)→真砂岳(12:25)→別山(13:10〜29)→剣沢キャンプ場(14:10)
天気
快晴 
気温
距離
6.5km



夜行電車とアルペンルートで室堂へ
ムーンライト信州は1人で2席ということもあり、八王子を出てから穂高あたりまでぐっすり眠れる。
大町付近は快晴で、車窓から山が良く見える。
バスの発車まで時間があったので国道沿いのコンビニまで買い物に行く。
バスは半分くらいの乗客。ここでもぐっすりと眠る。

トロリーバスは切符売り場が混雑していたが、最初の便に乗れる。
 
大きな黒四ダム
黒四ダムも快晴で既に暑い。展望台の下では、NHKの昼の番組の生中継の準備をしていた。
せっかく来たので遊覧船に乗ろうとするが、出航にぎりぎり間に合わなかったのでやめる。

ロープウェイは20分ほどの待ちなので、売店でかけそばを食べる。ここの土産屋で清酒剱岳を買う。

立山登山へ
5年ぶりの室堂は中学生くらいの集団が多い。
まだ時間があるし天気も良いので、立山を縦走してから剱沢に向かうことに決め、一の越へと登り始める。
途中雪渓を何度か横断する。一の越まで来ると、向こう側に槍ヶ岳が見えた。素晴らしい夏空だ。

雄山(3003m)
一の越から人の多いガレ場の急登を頑張ると雄山の山頂。
今回も有料の山頂へは登らずに通過する。
 
大汝山(3015m)
次の大汝山も素晴らしい展望だが、ガスが沸き始めてきた。
黒部湖の向こう側には針ノ木岳が見え、7年前に登ったときのことを思い出す。

大汝山からの黒部湖・針ノ木岳
ガスが上がってきたので先を急ぐ。
富士ノ折立からは一気に下り、内蔵助カールの上に出る。カールはまだまだ残雪が多い。
だいぶ疲れも溜まってくるが、ゆっくりと登って、どうにか別山へたどり着く。
 
別山(2874m)
ここから見える剱は、一部がガスに隠れている。
20キロの荷物を持って八ツ峰を登ったことがあるというおばちゃんと話をする。この方は剱沢小屋が混雑のため、御前小屋に泊まるそう。
別山からの剱岳

剱沢へ下る道は急だが、ハクサンイチゲなどの花が美しい。
ぐんぐんと下っていくと、意外に早く、別山乗越からの道に合流する。
キャンプ場手前はチングルマやイワカガミが多い。
 
絶景の剱沢キャンプ場
剱沢のテント場は広くて、どこにテントを張ろうか迷ったが、水場の近くにする。
水は要煮沸だったが、知らずに飲んでしまった。


 
料金を払ってトイレに行ったあたりから体の調子が悪くなる。
ビールと清酒剱岳を飲んだら頭痛がするので、暑いテントで昼寝をする。
四時半くらいに起きると快晴になっていて剱岳がすべて見えていた。

夕食を一口食べたら気分が悪くなり、再び寝てしまう。
9時頃目を覚ますと調子がいいので、残っていた夕食を食べてトイレへ往復する。
2時ごろに再び目を覚ますと、満天の星空で天の川まで見えた。


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