北アルプス(涸沢・屏風の耳 2007年8月)

2007.8.3〜5

第3日目(8/5)
コース
涸沢ヒュッテ(5:29)→屏風のコル(6:24〜32)→屏風の耳(6:51〜7:15)→屏風のコル(7:33〜47)→奥又白谷(8:58〜9:09)→新村橋(9:46)→徳沢(9:57〜10:08)→明神(10:54)→河童橋(11:38)→上高地(11:43)
天気
曇→晴
気温
距離
13.8km



この日も4時に起床。山の上はガスだが、星も見えている。
天気は「雲時々雷雨」と、補導所の前の掲示板に書いてあるので、穂高岳はあきらめて上高地に下山を決める。

補導所でパノラマコースについて話を聞くと、「急な雪渓の横断があるが、道自体は問題ないだろう」とのことなので、そっちへ行くことにする(入口には熟練者のみ通行可と看板がある)。

雪渓の横断
パノラマコースに入ると早速、岩場のトラバースがある。濡れていて滑りやすいので慎重に通過。
雪渓はしっかり切られていてロープもあるが、もし落ちたら助からないだろう。

屏風のコルまでは意外に長く疲れる。
尾根に出ると、穂高がよく見える場所があった。

屏風のコルに荷物置き、屏風の耳まで往復することにする。
ハイマツなどの露で、ズボンが濡れてしまう。

屏風の耳
屏風の耳は、この三日間での最高地点。
まだ早い時間ということもあるのか誰もいない。
穂高方面のガスがだいぶ取れ、青空が素晴らしい。
屏風の耳付近からの涸沢・奥穂高岳


近くに見える屏風の頭まで行こうとも思ったが、道が分かりにくそうなので、やめた。

屏風のコルの少し下は花畑だが、残念ながら花は少なかった。
歩きやすい道をどんどん下っていくので、暑くて汗が流れる。

 
すっかり晴れる
奥又白谷の沢に出るところで小さな雪渓があり、雪を切る作業をしてる方がいた。
既に完全に夏空になっている。
またいつもの下山すると晴れるパターンか・・・。

徳沢で飲みものを買い、小休止。
この先は観光客も多いので、ほとんど休まずに進む。
上高地では、行きと同じ食堂で昼飯としたが、だいぶ混雑が始まっていた。

新島々で電車を待つ間も、とても暑い。
どうやらこの日が、実質的な梅雨明けだったようだ。
この後、関東では記録的な暑さが続いた。



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山行記録2007年