北アルプス(涸沢・屏風の耳 2007年8月)

2007.8.3〜5

第2日目(8/4)
コース
横尾(5:10)→本谷橋(6:10〜16)→涸沢ヒュッテ(8:05)
天気
曇→雨
気温
距離
5.8km



朝4時に起床。降り続いた雨は止んでいる。
いつものように「おじや」を食べ、テントを片付けて5時過ぎに出発する。
まだ出かけている人は少ないようだ。

屏風岩
歩き始めて間もなく、屏風岩のスケールの大きさに圧倒される。
真ん中あたりは滝のように水が落ちていた。

本谷橋
薄暗い樹林帯を登っていくと視界が開け、本谷橋に出る。
名前は分からないが鳥がウロウロしていた。
橋の下では勢い良く水が流れている。

本谷橋を渡ると、やや急な登りになる。雨具がいらない程度の雨が降ったりやんだり。
登山道が南へ向くと、視界が開けてくる。周りの山々は厚い雲に隠れている。
谷には雪が残っていた。

すれ違ったご夫婦に、もうすぐ小屋が見えますよと励まされる。
このあたりで雨がだいぶ降ってきたので、上下雨具を着用。
まだ新しいので水をよく弾く。

 
残雪多い涸沢
しばらく歩くと小屋が見えてきた。だが風が出てきて先行きは不安。
涸沢の小屋とヒュッテの分岐のあたりは、だいぶ残雪あり。
小屋の方だろうか、雪切り作業をされていた。

涸沢ヒュッテに着くが、風があって寒い。
水を2口飲んで写真を撮った後、補導所に話を聞きにいく。
稜線は風が強いから、少し待って考えたほうが良いとのこと。
ヒュッテのテレビで天気予報を流してると言われ、見に行く。悪天候は続くようだ。

名物のおでんを食べながら、涸沢泊まりを決断する。
補導所に報告し、テントを張る。
下には氷があったが、気にしなかった。

涸沢を散策
しばらく休んだ後、近くの雪渓や涸沢小屋へ散策に出かける。花はあまり見られない。
小屋のお兄さんの話だと、例年になく雪が多く、珍しい景色だそう。

雨が強くなってきたが、止んだ時を見計らってヒュッテに行き、ビールを買って昼食にした。
その後、しばらく寝ると頭が痛くなる。気圧のせいか、風邪だろうか?
寒いので着込んで寝る。氷の上にテントを張ったのが失敗だった。

夕方に一度出かけるが、その後また寝る。
9時くらいに起きて、一旦食事をして更に寝る。これだけ眠れるということは、疲れもあったのかもしれない。
雨は断続的に降り続いたが、風はおさまった。



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山行記録2007年