北アルプス(上高地→折立・2001年8月)

2001.8.9〜13

第2日目(8/10)
コース
ババ平(5:02)→天狗原分岐(6:04〜10)→坊主岩屋(7:18)→殺生ヒュッテ分岐(7:52〜8:00)→槍岳山荘(8:44〜55)→槍ヶ岳(9:15〜20)→槍岳山荘(9:35〜10:00)→千丈沢乗越(10:33)→樅沢岳(13:03)→双六小屋(13:25) 
天気
天狗原分岐までは曇り。その先槍ヶ岳までは霧。槍ヶ岳からは雨&霧。 
気温
ババ平(朝):15℃、槍ヶ岳:10℃
距離
10.6km


夜中に激しい雨が降っていたが、3時過ぎに目が覚めると雨が止んでいて、雲も少なくなっていたので、出発することにする。
出発してすぐは東の方の空が明るく、好天になるかと思われたが、大曲あたりでガスが上がってきて、天狗原分岐より先からずっとガスの中(この日は双六小屋までガスが晴れることはなかった)。
途中雨が降ったり止んだりで、登るのが辛い。足取りはとても重いが、どうにか槍岳山荘まで登る。霧が深い。
 
霧雨の槍ヶ岳山頂
人が少ないとのことで、槍の穂先に登ってみる。
あっけない登りで頂上へ。私を含め5人しかいない。ガスで視界ゼロ。雨も時々降ってきて寒い。
穂先からの下りは、思っていた以上に険しくて、さすが槍だと感じた。
小屋のお兄さんに、いつも見ているライブカメラの位置を教えてもらった。親切な方だった。

この後先に進むかどうか迷ったが、稜線のテントは寒そうなので双六小屋に向かうことにする。
千条沢乗越までは、あっという間の下りだったが、そこからが長かった。
絶えず飛騨側から強風が吹いていて、雨も時々強くなる。
ハクサンフウロ、ミヤマシシウド、ヨツバシオガマなどの高山植物が結構咲いていたが、あまり見ている余裕はなかった。

樅沢岳の手前から雨足が強くなり、やっとたどり着いた双六小屋では、土砂降りの中テントを張る。
暖かいラーメンを作って食べ、生き返った気分だった。
夕方4時頃雨が止み、外へ出ると長野側の展望が少し開けていた。
隣は関西の大学のワンゲル部のテントで賑やかだったが、疲れのせいか、ゆっくり眠れた。

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山行記録2001年