北アルプス(新穂高→折立・2002年8月)

2002.8.12〜16

第3日目(8/14)
コース
笠ヶ岳キャンプ指定地(4:46)→笠新道分岐(5:31〜36)→秩父平(6:26〜32)→大ノマ岳(7:02〜06)→弓折岳(7:45〜52)→双六小屋(8:58〜9:16)→三俣蓮華岳(11:00〜12)→黒部五郎小舎(12:23)
天気
曇のち霧時々雨
気温
笠ヶ岳キャンプ指定地:8℃、三俣蓮華岳:12℃
距離
14.1km

3:40起床。準備を整え出発する。相変わらず天気はよくない。
歩き始めると、新穂高がはるか下に見える。谷を挟んで反対側の槍ヶ岳の後ろから、日の出が見えた。縦走路で振り返ると笠ヶ岳も見える。天気は回復するのか? 

秩父平への途中で、左足を道の外へ踏み外した。ちょっとひやっとする。
秩父平はコバイケイソウが綺麗に咲いており、残雪はわずか。
大ノマ岳のあたりで霧につつまれるが、弓折岳あたりで再び晴れる。 
 

双六小屋へ
弓折岳からも高山植物が美しく咲いている。
下り始めてしばらくすると、双六池・双六小屋とその後ろに鷲羽岳が見える。大きい。
双六小屋のおじさんに天気を聞くと、「午後3時頃ににわか雨か雷雨」とのことであった。
水を補給して先を急ぐ。双六岳は去年登っているので、巻道経由で三俣蓮華へ向かうことにする。
静かな双六岳の巻道
双六岳の巻道に入り、下り切ると水場。冷たい水が湧いている。
水場から先はやはりコバイケイソウなどが美しい静かな登りだが、霧が深い。
登山者も少なく寂しい。
三俣蓮華岳
巻道から左へ折れ、かなり急な道を登ると、三俣蓮華岳山頂。
残念ながら濃霧で、しかも寒い。何も見えないのですぐに出発した。
黒部五郎岳が見える
三俣蓮華岳までは濃霧だったが、黒部五郎小舎への下りで霧が晴れ(といっても曇ってはいるが)、右手に雲ノ平や赤牛岳、正面には黒部五郎のカールが見えた。素晴しい。
黒部五郎小舎
急坂を下り、樹林帯を抜けると黒部五郎小舎。
天気があやしいので、すぐにテントを張る。テント場は小屋から離れた平地にあって、地図から、そこは分水嶺上(県境)と思われた。

黒部五郎小舎(奥に見えるのは雲ノ平、薬師岳)
間もなく雨が降り出すがすぐに止んだので、小屋の裏の湿原を散策する。
モミジカラマツ、ハクサンボウフウなどが美しい。雲ノ平山荘も見える。
その後再び雨が降り出し、のちに霧に変わる。
翌日は前線の南下に伴い、富山県内は雨か雷雨の予報。

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山行記録2002年