ここからは荒川小屋まで大きく下る。
山の本などでおなじみのカールの花畑だが、花はもう終わりに近づいているようで、それほどでもなかった。
しかしミヤマキンバイやハクサンフウロ、ウスユキソウ、タンポポなどの花が色とりどりに咲いていた。
近くでは静岡大の植生調査が行われているとの標識があった。
ガレ場を下りきるあたりに水場があり、冷たい水が美味しい。
400m以上も下り、荒川小屋の脇で休憩する。
どういうわけか小さな虫が多くて、落ち着いて休めなかった。
今度は赤石まで500mの登りが待っているので、頑張らなくてはならない。
小屋から、わずかな樹林帯を抜けると、斜面のトラバースとなる。
赤石方面は時々ガスがかかるが、快適に歩ける。
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